(映画ひとことじゃない感想)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破・・・★★★★★
もちろんテレビシリーズ・旧劇場版2作・新劇場版:序を観たうえで。
ってかあたしちゃんと全部劇場版は映画館で観ててエライと思う。
絵描けないので

ひさびさにこっちにしっかり感想を書きます。
ネタバレしまくりだけど、百聞は一見にしかず過ぎるんで、話を追うだけで満足しないでファンはぜったい劇場に足を運んでいただきたい。
あのクオリティを劇場で体感せにゃ。
庵野秀明監督が宮崎駿の弟子?みたいなもん?って話はみんな知ってるよね。
「風の谷のナウシカ」は実は駿の描いたマンガがあって、めっちゃ話ほんとは長いの。
あれを読むと、庵野さんはパヤオのいいとこしっかり受け継いでるなって思う。
んだけど、パヤオってちょっと(かなり?)ヘンな人なのね。
それこそ最近ネットではロリコン扱いされてるけど、まあロリコンまでいかなくても無垢な少女性に異常に執着してるのは作品観れば分かる。
女子を汚れなきものと高めすぎてるって言うのかな。
女のお子さんは確かいないよね?彼自身のきょうだいは、どうなんだろう。
女の子どもいなかったり女きょうだい居ない人にありがちな感じ。
ほらー、あなたの身の回りの男子にもいるでしょ?宮●あおいタンは純粋無垢で香水のニオイなんてしないんだろーなー・・・みたいなヤツ。あれよ。
うん、あたしは、宮●あおいが好きな男は童貞って思ってっつから。ヨロシク。
それに香水の香りよりシャンプーの香りに頼ってるほうが計算高いっつーの!気付いて早くそれに!
実は「千と千尋」に千尋が生理になるシーンがあるって知ってた?
手塚治虫の「奇子」にも女の子が生理になるシーンあるけど、治虫が描くのはなんかアリでも駿がそういうシーン描くとキモいのはなんでだろ。
いやでも、自分なんかただの偏屈変態なのにいつのまにか国民的アニメ作家に仕立て上げやがって、つー彼の精一杯の抵抗なのかもしれないが。
(治虫と駿は表向きは清く正しく美しい国民的作家扱いされてるけど、実はいい意味でド変態ってとこがほんと似てると思う)
そのくせ最近は作品が説教くさくなってるからどーしちゃったのかなぁ、と思っちゃうから、作家としては「やー自分なんて普通っすよwww」ってあっけらかーんとしてる庵野さんの方が好きだったりします。
安野モヨコさまと結婚してからオシャレになっちゃったってとこも可愛いしー。
安野モヨコがまだ彼と結婚してないとき、インタビューで、恋人いますか?って聞かれて「います」って言ってた時のほっこりした表情忘れらんない。そのあとあの庵野監督と結婚したってニュース聞いてなんかいろいろ納得した。
なんつーか愛情も才能も花開いてるひとのまばゆい光はすげぇなって。
レイの言葉を借りると「ぽかぽか」なんだよねー。
両方どころか片方も手にするのって難しいんだけれどもね。
で、そんな愛を手に入れた人の作った作品やっぱすげぇな、と(ここまで長い!)
もうほんとそれしか言えないよー。
90年代後半以降のオタク女子が無表情・・・笑わないほうがカワイイ!になったのは綾波レイのせい説を打ち立ててるんだけど(勝手に)実はレイってすごく人間くさいキャラだよね。
シンジ君にも「お母さんみたい」って言われちゃうわけだけど、まあお母さんなわけだけど・・・で、世の男子がみなレイに惹かれたのって、無表情だから、笑わないから可愛い!ってとこじゃなくて、無意識に母性あふれるところに惹かれていたのだと思う。
テレビ版だとそれはちょっと読み取り辛かったんだけど、新劇場版ではそれが掘り下げて描かれてる。
そこいくとやっぱアスカは子どもなんだよね(登場シーンは思わず涙がこぼれそうに・・・宮村さん、声変わってない!でも無理しないで!身体を大切にね)。
ドイツ語と日本語と喋れて学校も飛び級して・・・勉強が出来れば皆褒めてくれるし(何よりママに注目してもらうため)。でも心が見事に子どものまんまっつー。
で、新キャラのマリ(ベールにつつまれたキャラの登場から物語が始まるっつー流れはウマい)がすごくアスカに似てるんだよね。
弐号機にも乗るし、たぶんアスカに似てるってには意味がある展開になりそうだ。
大人の事情を匂わせつつも、明るい方向に物語が進んでいくための重要キャラにしっかりなっていそうです。
そう。明るい方向。
レイがシンジを守るために身を捨てる場面。
あたしがテレビ版で一番好きな場面。
・・・・を、思いっきり明るい方向に裏切ってくれた!!!!!!!
三人目にならないんだよ!!!「二人目」のレイをシンジが助けるの!!!!!
目から汗流れまくり。この感動はやっぱシリーズ全部観てないと味わえないと思うのでまだ観てないあなたは出てるの全部観てから新劇場版を観なさい。
いやーやっぱさぁ。好きなひと一人を守れないってなんなの?ってとこなんだわ。
家族でも恋人でも友だちでも相手は誰でもいいよとりあえず自分以外。
いろいろ深読みとかグダグダしなくても結局、そこよ。
そこが面白いのよヱヴァは。
ひとりでなんて絶対生きていけない。
この人を大切な人だ、と認識すると苦しい。でも嬉しいの。
それを一度でも知ってしまったらもう何だって出来るのよ。本当よ。
キャスト・スタッフはもう文句無いでしょ。
先ほど申しましたように宮村さんはお元気です。ちょっとコソコソ声のとことか低すぎるかなぁ?と感じなくもなかったけど、惣流じゃなくて式波っすから。で納得できるか。
新キャラ・マリは真綾。決定したときは、オタに媚びた人選だなぁ・・・と思わなくもなかったけど、安全牌でもあるし。ただマリはどのトーンでいくのか?と思ったら、マリが登場したとたん、キャラ的部分も含めて「え!そんな感じなのですかっ」って。いい意味で。
作画面はそりゃもう日本アニメ界の精鋭たちが大集合してる訳だから「序」同様うおー!の連続なんだけど、平田智浩さんの名前がー!ひさびさ。
庵野さんと関わるのは「ふしぎの海のナディア」以来かしら。キャラデザさせると貞本義行氏と似た感じのを描かれる方という認識だったけど。お元気なんすね(なにそれ)あ、「序」も参加されてたのかもしれんけど覚えてねぇ。
マリの表情がゆがむシーンはやっぱあの方ですかね・・・・ニヤニヤ
それにしても観客の層が見事にみっつに分かれてて面白いですね。
まず90年代テレビシリーズをリアルタイムで観てた組。自分含めね。
で、新劇場版のお祭りムードで過去作品を観てめざめたヤングチーム。学生さん。
あとCRエヴァンゲリオン層。笑。
きみが観るの?!みたいなのはCR組だな。
きっかけは何だっていいのだー!いいものだぁあの劇場の一体感は。普通の映画じゃ味わえないもん!